EXHIBITIONS

岡本健彦

14の丸

2018.06.24 - 08.19

岡本健彦 14の丸(部分) 2009 © Takehiko Okamoto Courtesy of rin art association

 横須賀市、ニューヨーク、高崎市を拠点に活動し、2016年に惜しまれつつ逝去した岡本健彦。多摩美術大学を卒業後、1963年にニューヨークに渡って当時の最先端の動向を学びながら、様々な表現を模索。色面を明確な線で区切った「ハードエッジ」や、変形キャンバスによって絵画の形式を解放し、再構築する試みを続けた。

 92年からは群馬県多野郡吉井町(現・高崎市吉井町)にスタジオ兼住居を構え、合板や金属を半立体的に組み合わせるなど、さらなる絵画表現の可能性を追求した。

 本展では、岡本が2000年代に手がけた丸シリーズより、《14の丸》(2009)を展示する。