EXHIBITIONS

原田郁 個展

原田郁 参考画像 2018

原田郁 参考画像 2018

 コンピューターの中に架空の世界をつくり、その空間から見た風景を描き続ける原田郁が、3年ぶりとなる個展を開催する。

 原田は1982年山形県生まれ、2007年東京造形大学大学院美術専攻領域絵画科修了。東京を拠点に発表を行い、「地域のなかのアートな居場所 Aplus×ATLIA」(川口市立アートギャラリー・アトリア、2018)、 「ブレイク前夜~次世代の芸術家たち~」( Bunkamura Gallery、2018)などの展覧会やグループ展、香港やシンガポールのアートフェアにも出品。

 現実には存在しない3次元の景観を、シンプルなかたちと色で平面に描いた原田の作品は、実際に展示されることで、リアルとバーチャルが入れ子状となった、不思議な空間を表現する。

 本展では、新作絵画を数点と、絵の中の空間と現実世界をつなぐ新たな試みを発表予定。作家がつくる空間を体感できる貴重な機会となるだろう。