EXHIBITIONS
谷内六郎〈週刊新潮 表紙絵〉展 「いつも、いっしょ 家族の存在」
昭和の風景や、感受性豊かな子供たちの姿を独特のユーモアを交えて描いた画家、谷内六郎。横須賀美術館の谷内六郎館では、代表作〈週刊新潮 表紙絵〉を中心に、年4回の展示替えを行いながら谷内の世界を紹介している。
第1期となる本展では、「家族の存在」をテーマに、主役として描かれる子供たちだけでなく、その父母や兄、姉などの「家族」に注目。家族の存在が描かれた原画や谷内が記した「表紙の言葉」からは、その家族の日常、それぞれが担っている役割などを読み取ることができる。
また今会期は、谷内六郎を支え続けた妻・達子の作品も特別に展示。谷内(旧姓:熊谷)達子は、六郎との結婚以前、劇作家の飯沢匡やデザイナーの土方重巳らとともに人形作家として活動し、1950年代後半に、トッパンの人形絵本『マッチ売りの少女』『七ひきのこやぎ』『へんぜるとぐれーてる』、人形アニメーション『ペンギンぼうやルルとキキ』などを手がけた。
表情豊かで温かみがある谷内達子の人形たち、そして〈週刊新潮 表紙絵〉を通して見えてくる昭和の家族のかたちを楽しみたい。
第1期となる本展では、「家族の存在」をテーマに、主役として描かれる子供たちだけでなく、その父母や兄、姉などの「家族」に注目。家族の存在が描かれた原画や谷内が記した「表紙の言葉」からは、その家族の日常、それぞれが担っている役割などを読み取ることができる。
また今会期は、谷内六郎を支え続けた妻・達子の作品も特別に展示。谷内(旧姓:熊谷)達子は、六郎との結婚以前、劇作家の飯沢匡やデザイナーの土方重巳らとともに人形作家として活動し、1950年代後半に、トッパンの人形絵本『マッチ売りの少女』『七ひきのこやぎ』『へんぜるとぐれーてる』、人形アニメーション『ペンギンぼうやルルとキキ』などを手がけた。
表情豊かで温かみがある谷内達子の人形たち、そして〈週刊新潮 表紙絵〉を通して見えてくる昭和の家族のかたちを楽しみたい。