EXHIBITIONS
田原桂一
Sens de Lumière
一貫して「光」をテーマとした作品を発表し、2017年に惜しまれながら逝去した田原桂一の回顧展が開催される。
田原はフランスで出会った日本の柔らかい光とは違う、ヨーロッパの刺すような鋭い光に衝撃を受け、写真家として活動を開始。1971年の渡仏以降、2006年までパリを拠点に彫刻やインスタレーション、建築など、写真にとどまらない幅広い領域で活躍した。
77年、アルル国際写真フェスティバル大賞を受賞した「窓」シリーズで世界的に脚光を浴び、日本、ヨーロッパにて数多くの展覧会を行う。2017年にはプラハ国立美術館で、舞踊家・田中泯を被写体としたシリーズ「Photosynthesis1978-1980」の世界初となる大規模展を開催。また、カルティエ、ドン・ペリニヨンなど世界的ブランドのブランディングコンサルタントとして数多くの広告、企画を手がけた。
本展では、初期の「窓」シリーズや、ルーブル美術館をはじめとするヨーロッパの彫刻を撮影し、石やガラスに焼きつけた「トルソー」シリーズなど、作品を通じて田原の活動の軌跡をたどる。さらに、アトリエのソファーや照明など作家が愛用した品々も展示予定。生前「光をつかみ取りたい」と語った田原が思い描いた「Sens de Lumière(光の感覚)」を感じとりたい。
田原はフランスで出会った日本の柔らかい光とは違う、ヨーロッパの刺すような鋭い光に衝撃を受け、写真家として活動を開始。1971年の渡仏以降、2006年までパリを拠点に彫刻やインスタレーション、建築など、写真にとどまらない幅広い領域で活躍した。
77年、アルル国際写真フェスティバル大賞を受賞した「窓」シリーズで世界的に脚光を浴び、日本、ヨーロッパにて数多くの展覧会を行う。2017年にはプラハ国立美術館で、舞踊家・田中泯を被写体としたシリーズ「Photosynthesis1978-1980」の世界初となる大規模展を開催。また、カルティエ、ドン・ペリニヨンなど世界的ブランドのブランディングコンサルタントとして数多くの広告、企画を手がけた。
本展では、初期の「窓」シリーズや、ルーブル美術館をはじめとするヨーロッパの彫刻を撮影し、石やガラスに焼きつけた「トルソー」シリーズなど、作品を通じて田原の活動の軌跡をたどる。さらに、アトリエのソファーや照明など作家が愛用した品々も展示予定。生前「光をつかみ取りたい」と語った田原が思い描いた「Sens de Lumière(光の感覚)」を感じとりたい。





