EXHIBITIONS

AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展

Cornelius スタジオライブ撮影の様子 撮影=稲垣哲朗

Cornelius スタジオライブ撮影の様子 撮影=稲垣哲朗

会場デザインのプロセス 会場構成=Wonderwall

 ユニクロの一連のウェブディレクション、KDDIスマートフォン端末「INFOBAR」のUIデザイン、NHK教育番組『デザインあ』のディレクションをはじめ、ウェブとインターフェース、映像の分野で高く評価される中村勇吾を展覧会ディレクターに迎えた企画展が開催される。

 本展は、Wonderwall・片山正通が会場構成を担当したダイナミックな空間に、ミュージシャンの小山田圭吾(Cornelius)が書き下ろした新曲『AUDIO ARCHITECTURE』と、気鋭の作家が楽曲を解釈して制作した映像作品を繰り返し再生することで、「音楽建築空間」の構築を試みる。

 参加作家は、映像、アニメーション、ダンス、グラフィック、広告、イラストレーション、プログラミング、メディアデザインなどの領域を横断しながら、多彩な感性を持って新たな表現に取り組む、稲垣哲朗、梅田宏明、大西景太、折笠良、辻川幸一郎(GLASSLOFT)×バスキュール×北千住デザイン、勅使河原一雅、水尻自子、UCNV、ユーフラテスの9組。

 様々な要素によって緻密にデザインされた構築物(アーキテクチャ)であり、身近にしてきた音楽の成り立ちや構造に触れ、新鮮な視点を発見する機会となるだろう。