EXHIBITIONS

THE MECHANISM OF RESEMBLING

2018.06.08 - 07.01

デザイン=西頭慶恭

有賀慎吾 双頭遮光器土偶 2014

伊東宣明 生きている/生きていない(2017.6/尻海_1) 2017

須賀悠介 Black display_#10 2017

村山悟郎 anti-index / media poiesis イスラム国 #7 & #10 2015

Houxo Que 16,777,216 iPhone view #1 2017

CANCER Photo by Akihito Abe

 2016年、美術批評家・花房太一の呼びかけで、アーティストの有賀慎吾、伊東宣明、須賀悠介、村山悟郎、HouxoQueとともに、パートナーに斉藤有吾を迎えて結成された「CANCER」が初となる展覧会を開催する。

 CANCERは西洋のファイン・アートを東洋的身体によって突き崩し、ルネッサンス以来の新たなパースペクティブを獲得することを目指す、歴史上初のアート・オーガニゼーション。旧来のファイン・アートを制作するだけでなく、皇居ラピュタ化計画、古墳プロジェクトなど、いまある世界とは別の世界を創造するプロジェクトを多数進行している。

 本展に寄せ、花房太一は次のような言葉を述べている。

 「わたしたちは、パースペクティブを反転し、新たな身体を建築する。もちろん、わたしたちの試みは失敗するだろう。しかし、これは単なる失敗ではない。この世界とあの世界のための、大いなる失敗だ」(花房太一)