EXHIBITIONS
小村希史
大きな船 / Big Ship
人物をモチーフに、厚塗りされた絵画作品を手がけてきた小村希史の個展が開催される。
小村は1977年生まれ、東京都を拠点に活動。これまでの展覧会に、「3331 Art Fair - Various Collectors’ Prizes」(2014年)、「Why not love for Art? II」(東京オペラシティ アートギャラリー、2013年)、「Flower Huddle」(The Mass、2016年)などがある。
新たなシリーズ「Subtract(取り去る、差し引く)」では、絵具を水々しく塗り描き、さらに取り除くことによって生まれた線やカスレで「もろさ、はかなさ」「不完全さ」の表現を試みた。「大きな船 / Big Ship」というタイトルは、訪れた祖母の死、日本を取り巻く緊迫した状況、グローバル化、さらには宇宙にまで発想を広げ、混沌とした現代を克服する船、という抽象的な直感から着想を得ている。
山水画をも彷彿とさせる小村の絵画は、記憶の片隅にある原風景を蘇らせるような気づきを与えてくれるだろう。本展にあわせ、ドローイング集『小さな船 / Small Ship』を300部限定で販売する。
小村は1977年生まれ、東京都を拠点に活動。これまでの展覧会に、「3331 Art Fair - Various Collectors’ Prizes」(2014年)、「Why not love for Art? II」(東京オペラシティ アートギャラリー、2013年)、「Flower Huddle」(The Mass、2016年)などがある。
新たなシリーズ「Subtract(取り去る、差し引く)」では、絵具を水々しく塗り描き、さらに取り除くことによって生まれた線やカスレで「もろさ、はかなさ」「不完全さ」の表現を試みた。「大きな船 / Big Ship」というタイトルは、訪れた祖母の死、日本を取り巻く緊迫した状況、グローバル化、さらには宇宙にまで発想を広げ、混沌とした現代を克服する船、という抽象的な直感から着想を得ている。
山水画をも彷彿とさせる小村の絵画は、記憶の片隅にある原風景を蘇らせるような気づきを与えてくれるだろう。本展にあわせ、ドローイング集『小さな船 / Small Ship』を300部限定で販売する。