EXHIBITIONS

没後70年 松本竣介展

2018.05.08 - 06.02

松本竣介 作品 1946 サインあり (『松本竣介素描』(1977年 株式会社綜合工房)口絵)

松本竣介 人物像 1946頃(『松本竣介没後50年展―人と街の風景―』(1997年、南天子画廊)p.16所収 No.39)

松本竣介 人物像(裏面) 1946頃(『松本竣介没後50年展―人と街の風景―』(1997年、南天子画廊)p.16所収 No.39)

松本竣介 人 1946(『松本竣介とその時代』(2011年 大川美術館)p.34所収 No.68)

松本竣介 作品 1946 サインあり (『松本竣介素描』(1977年 株式会社綜合工房)口絵)

 36歳という若さで惜しまれながら世を去った画家、松本竣介。1912年東京に生まれた松本竣介は少年時代を盛岡で過ごし、中学時代に聴力を失う。やがて絵画に志して17歳で上京し、1948年に亡くなるまで絵を描き続けた。戦中には麻生三郎、靉光、寺田政明らと「新人画会」を結成。戦後直後、「全日本美術家に諮る」という美術家の団結を求める文を画家たちに送るなど、困難な時代のなかでも明確な意志を貫いた作家でもあった。
 
 本展では、これまでほとんど展示されることのなかった作品8点を含むドローイング16点を紹介する。