EXHIBITIONS
緒方ふみ
プレイルームと飯事
食事や睡眠、労働など毎日を生きるために必要な行動を「切実な行い」とし、必然性のなかに美しさをとらえる作家、緒方ふみの初個展が開催される。
穴の空いたキャンバスを支持体とするなど、絵画と呼称としながらも、絵画らしくあることを回避するような、ある種の葛藤を抱えつつ提示される緒方の作品。何かを訴えるための絵を描くのではなく、無垢なキャンバスのように、存在することで美しいと思える絵のあり方を示すことを基本的な理念としている。
本展は、制作・展示にまつわる様々な出来事を「飯事」のようなものと仮定して構成。アトリエでの制作も展示作業も、生活の真似事として展開し、広げたおもちゃを片づけるようにして展示室で整理する「プレイルーム」をつくり上げる。
穴の空いたキャンバスを支持体とするなど、絵画と呼称としながらも、絵画らしくあることを回避するような、ある種の葛藤を抱えつつ提示される緒方の作品。何かを訴えるための絵を描くのではなく、無垢なキャンバスのように、存在することで美しいと思える絵のあり方を示すことを基本的な理念としている。
本展は、制作・展示にまつわる様々な出来事を「飯事」のようなものと仮定して構成。アトリエでの制作も展示作業も、生活の真似事として展開し、広げたおもちゃを片づけるようにして展示室で整理する「プレイルーム」をつくり上げる。