EXHIBITIONS
川内理香子「Tiger Tiger, burning bright」
食への関心を起点に、自己や他者がモチーフのドローイングやペインティング、針金やゴムチューブ、ネオン管など、多岐にわたるメディアを横断しながら作品を制作する新進気鋭のアーティスト、川内理香子。
川内は身体と思考、自他の不明瞭さとその揺らぎに注目するきっかけになった出来事として、自分の身体が他者のように思えた経験を挙げる。例えば、食べ過ぎたときや風邪をひいたとき、普段は自身の体を保持し、意のままに動かしていると思っているものの、本来はその逆で、生々しい肉体自体が自身の意識や精神をも規定しているように感じられるのだと言う。
WAITINGROOMでの2年ぶりの個展となる本展は、ペインティング、ドローイング、針金による半立体作品に加え、初めての試みとして樹脂を用いて制作された立体作品を含む約20〜25点の新作で構成する。
川内は身体と思考、自他の不明瞭さとその揺らぎに注目するきっかけになった出来事として、自分の身体が他者のように思えた経験を挙げる。例えば、食べ過ぎたときや風邪をひいたとき、普段は自身の体を保持し、意のままに動かしていると思っているものの、本来はその逆で、生々しい肉体自体が自身の意識や精神をも規定しているように感じられるのだと言う。
WAITINGROOMでの2年ぶりの個展となる本展は、ペインティング、ドローイング、針金による半立体作品に加え、初めての試みとして樹脂を用いて制作された立体作品を含む約20〜25点の新作で構成する。