EXHIBITIONS

グループ展「ITERATION」

2026.08.28 - 09.13
 東京・江戸川橋のaaploitで、伊東理乃、乾幸太郎、鹿野真亜朱、友澤春香、なんぶゆめと、なんやゆうき、萩中茉優によるグループ展「ITERATION」が開催される。会期は8月28日〜9月13日。

 本展は、複製技術として開発された版画の制作プロセスに組み込まれた「反復(イテレーション)」に着目する。版をつくり、刷りを繰り返す工程において示されるのは、反復そのものがコンセプトとして作品を支える構造だ。モチーフの共通項ではなくプロセスを見つめる態度を通底させることで、反復から立ち上がる表現が、版画の枠組みを超えて広がっていく「現在」を提示する。

 伊東は写真的なイメージをシルクスクリーンで「偽装」し、記録と表現の境界を問い直す。乾はテキスタイルとシルクスクリーンを横断し、あえて目詰まりさせた版を用いて作品を構築する。鹿野は刷りと彩色の後に表面を研磨する手法を用い、友澤は一回性のモノタイプで複製の前提に問いを投げかける。ほかに、レーザーカッターで木版を制作するなんぶ、彫刻刀で版木を削るなんや、メゾチントの技法研究に取り組む萩中が参加する。