EXHIBITIONS
人間・髙山辰雄——森羅万象への道
宇宙を視野に入れた壮大なスケールで人間存在の神秘や生と死の矛盾を問い、現代社会に生きる人間を描いた日本画家、髙山辰雄の回顧展が開催される。
1951年より終生、世田谷の地を創作の拠点とした髙山は、戦後日本画壇の最高峰であった杉山寧、東山魁夷とともに「日展三山」と称さた。82年に文化勲章を受章、没後10年を経たいまなお、その深い精神性を湛えた絵画表現は高く評価されている。
過去最大規模の回顧展となる本展は、大分県立美術館の所蔵品を核とし、前期・後期あわせて日本画約120点のほか、彫刻や素描、小下図など約60点を展示。学生時代の貴重なスケッチから、94歳を迎えた亡くなる前年にして初めて手がけた自画像まで、各時代の代表作を通して、人間の本質を掴もうとした髙山の70余年にわたる芸術世界に触れる。
※一部の作品は上記以外に展示替えを行う。
1951年より終生、世田谷の地を創作の拠点とした髙山は、戦後日本画壇の最高峰であった杉山寧、東山魁夷とともに「日展三山」と称さた。82年に文化勲章を受章、没後10年を経たいまなお、その深い精神性を湛えた絵画表現は高く評価されている。
過去最大規模の回顧展となる本展は、大分県立美術館の所蔵品を核とし、前期・後期あわせて日本画約120点のほか、彫刻や素描、小下図など約60点を展示。学生時代の貴重なスケッチから、94歳を迎えた亡くなる前年にして初めて手がけた自画像まで、各時代の代表作を通して、人間の本質を掴もうとした髙山の70余年にわたる芸術世界に触れる。
※一部の作品は上記以外に展示替えを行う。