EXHIBITIONS

没後20年 星野道夫の旅 セレクション

氷上でくつろぐホッキョクグマ 撮影=星野道夫

雪解けのツンドラをさまようカリブー 撮影=星野道夫

滝を越え遡上してきたサケとグリズリー 撮影=星野道夫

夕暮れの極北の河を渡るカリブー 撮影=星野道夫

クジラの骨の遺跡とベーリング海に浮かぶ半月(ロシア、チュコト半島) 撮影=星野道夫

ザトウクジラのブリーチング 撮影=星野道夫

氷上でくつろぐホッキョクグマ 撮影=星野道夫

山岳地帯に生きるドールシープの親子 撮影=星野道夫

タテゴトアザラシの赤ちゃん (カナダ、セントローレンス湾) 撮影=星野道夫

 アラスカの自然と動物をこよなく愛し、壮大な世界を見つめ続けた千葉県市川市出身の写真家、星野道夫。

 19歳の夏に写真で見たアラスカに魅せられた星野は、シシュマレフ村でエスキモーの家族と3ヶ月をともに過ごし、動物写真家の第一人者、田中光常(こうじょう)の助手を経てアラスカ大学で学びながら18年間にわたって同地の撮影を行った。星野が残した数々の写真やメッセージは、いまなお多くの人々に感動を与え続けている。

 本展では、約180点の写真や資料を「イントロダクション:アラスカとの出会い」「マスターピース」「生命のつながり」「神話の世界」「星野道夫の部屋」の5つのテーマに分けて展示。動物写真の魅力だけでなく、星野の「写真家」としての取り組みや心の内面にも迫る。