EXHIBITIONS

《WHITE CUBE IS EMPTINESS》大久保あり

ガレリア フィナルテ
2018.03.27 - 04.14

大久保あり 「引込線2017」出品作品

大久保あり 「引込線2017」出品作品

 大久保ありは1974年東京生まれ。個人的な体験から着想を得て執筆した短編小説をもとに、映像や絵画、彫刻、朗読といった様々なメディアを組み合わせ、現実と非現実が入り交じるインスタレーション作品を制作してきた。

 近年の主な個展に「十和田奥入瀬プロジェクト まちなか美術館『東の熊、青い森の幽霊』」(旧エースカメラ店舗、青森、2017)、「BLACK CIRCLE is NOTHINGNESS」(ガレリア・フィナルテ、愛知、2016)、「クリテリオム90 大久保あり『美術館の幽霊』」(水戸芸術館、2015)など。グループ展に「引込線2017」(所沢市旧給食センター、埼玉、2017)、「MERZ」 (HAGIWARA PROJECTS、東京、2017)、「富士の山ビエンナーレ2016」(静岡市、2016)、「われらの時代:ポスト工業化社会の美術」(金沢21世紀美術館、2015)など。

 本展では、「引込線2017」に出品した《WHITE CUBE IS EMPTINESS》を再展示。旧給食センターというインフォーマルな空間で提示した本作を老舗画廊で再構成し、視座の反転と意味の転換を考える。