EXHIBITIONS

大沢昌助展 Part.01

2025.12.04 - 12.27
 川田画廊で、大沢昌助の展覧会が開催される。

 大沢昌助(1903~1997)は、東京美術学校(現・東京芸術大学)西洋画科を首席で卒業し、戦後の二科会再建時に創立会員として活動。サロンドメ、国際形象展、サンパウロビエナーレなど国際展にも出品し、初期の単純化された人物像から、80歳以降の「ソフトライン」や「水平線シリーズ」へと至る抽象絵画を展開した。

 大沢は東京オリンピックのメイン会場である国立競技場や東京都新庁舎本会議場ロビーの壁画制作を手がけるなど、日本の公共空間にも多くの作品を残し、各地の美術館にもコレクションされている。

 本展では、川田画廊が持つコレクションを一挙展開し、大沢の画業をたどる構成となっている。