EXHIBITIONS
Kanzan Curatorial Exchange「残存のインタラクション」vol.2
原田裕規「心霊写真/ニュージャージー」
1989年山口県生まれの美術家、原田裕規。社会のなかで取るに足らないとされているにもかかわらず、広く認知されているモチーフを取り上げ、議論喚起型の問題を提起する作品で知られる。
作品の形態は絵画、写真、インスタレーションなどに加えて、キュレーション、テキストライティング、書籍制作など幅広い。代表的なプロジェクトに「ラッセン」や「心霊写真」、主な著作に『ラッセンとは何だったのか? 』(フィルムアート社)などがある。
本展は、2012年に行った「心霊写真」展(榮龍太朗との共同企画)、17年に行った「作者不詳」展に続く「写真シリーズ」の総集編として、「心霊写真編」と「ニュージャージー編」で構成。「心霊写真編」では、原田が様々な場所で「発見found」した心霊写真を、その手法自体を「ひけらかす」ように並べるいっぽう、「ニュージャージー編」では、ニュージャージーに赴いて撮影した写真を「自ら発見したものfound-photo」と思い込み、撮影者の気持ちを想像して書いた「通信」を添えて展示し、「架空の作者」を立ち上げることを試みる。
作品の形態は絵画、写真、インスタレーションなどに加えて、キュレーション、テキストライティング、書籍制作など幅広い。代表的なプロジェクトに「ラッセン」や「心霊写真」、主な著作に『ラッセンとは何だったのか? 』(フィルムアート社)などがある。
本展は、2012年に行った「心霊写真」展(榮龍太朗との共同企画)、17年に行った「作者不詳」展に続く「写真シリーズ」の総集編として、「心霊写真編」と「ニュージャージー編」で構成。「心霊写真編」では、原田が様々な場所で「発見found」した心霊写真を、その手法自体を「ひけらかす」ように並べるいっぽう、「ニュージャージー編」では、ニュージャージーに赴いて撮影した写真を「自ら発見したものfound-photo」と思い込み、撮影者の気持ちを想像して書いた「通信」を添えて展示し、「架空の作者」を立ち上げることを試みる。