EXHIBITIONS
小瀧千佐子コレクション 旅するヴェネチアン・ビーズ
17世紀以降、イギリスやボヘミアといった新興のガラス生産地に押されがちだったヴェネチア。ビーズ製造とその輸出に産業の活路を見出し、輸出先の好みに合わせてデザインされたヴェネチアン・ビーズは、商人たちの手によってアフリカ、アジア、そしてアメリカに至るまで海を越えて運ばれていった。
大胆な色と柄のビーズがアフリカやアジアで好まれるいっぽう、ヨーロッパ市場向けには繊細なデザインのビーズを制作。20世紀に入ると、アメリカ人のジュエリー・デザイナー、ミリアム・ハスケルによって、宝石を使用しないアクセサリー「コスチューム・ジュエリー」の素材としてもヴェネチアン・ビーズは使用されるようになる。
本展では、小瀧千佐子氏のコレクションより、16〜20世紀までにヴェネチアン・ビーズでつくられたアクセサリーなど約120点を展示。ヴェネチアン・ビーズの歴史を概観するとともにその魅力を伝える。
大胆な色と柄のビーズがアフリカやアジアで好まれるいっぽう、ヨーロッパ市場向けには繊細なデザインのビーズを制作。20世紀に入ると、アメリカ人のジュエリー・デザイナー、ミリアム・ハスケルによって、宝石を使用しないアクセサリー「コスチューム・ジュエリー」の素材としてもヴェネチアン・ビーズは使用されるようになる。
本展では、小瀧千佐子氏のコレクションより、16〜20世紀までにヴェネチアン・ビーズでつくられたアクセサリーなど約120点を展示。ヴェネチアン・ビーズの歴史を概観するとともにその魅力を伝える。