EXHIBITIONS
セルゲイ・チョーバン 建築ドローイング展
凍てついた音楽の夢
ドイツ・ベルリンの建築ドローイング美術館を創設したほか、美術コレクターとしても活動する建築家、ドローイングアーティストのセルゲイ・チョーバン。
1962年、旧ソビエト連邦レニングラードに生まれたチョーバンは、連邦下で教育を受けるも、91年連邦崩壊直後のドイツにわたってドイツ国籍を取得し、現在はハンブルグとベルリン、ドレスデンにチョーバン・フォス建築事務所を構えている。また、ロシア語や英語のバイリンガル建築雑誌『speech』を創刊し、複数回にわたってヴェネチアビエンナーレ国際建築展ロシア館でのキュレーターも務めた。
本展では、インク、サンギーヌ、木炭そしてパステルなどを使い、卓越した技法で描かれた最新作の建築ドローイングを含むおよそ30点を日本で初公開。プランニングのための「古典的」な建築設計図面ではなく、自由な発想に基づいたドローイングは、チョーバンの芸術的アプローチと時代を超えたタイムレスな輝きを放ち、古典主義建築的オーダー(柱の装飾方法)やバロック様式のドームの中に近代的なアーキテクチャがそびえ立つような、超現実的な世界観を持つ。
1962年、旧ソビエト連邦レニングラードに生まれたチョーバンは、連邦下で教育を受けるも、91年連邦崩壊直後のドイツにわたってドイツ国籍を取得し、現在はハンブルグとベルリン、ドレスデンにチョーバン・フォス建築事務所を構えている。また、ロシア語や英語のバイリンガル建築雑誌『speech』を創刊し、複数回にわたってヴェネチアビエンナーレ国際建築展ロシア館でのキュレーターも務めた。
本展では、インク、サンギーヌ、木炭そしてパステルなどを使い、卓越した技法で描かれた最新作の建築ドローイングを含むおよそ30点を日本で初公開。プランニングのための「古典的」な建築設計図面ではなく、自由な発想に基づいたドローイングは、チョーバンの芸術的アプローチと時代を超えたタイムレスな輝きを放ち、古典主義建築的オーダー(柱の装飾方法)やバロック様式のドームの中に近代的なアーキテクチャがそびえ立つような、超現実的な世界観を持つ。