EXHIBITIONS
特別展示
ホセ・ダヴィラ 私は目を閉じて見るほうがいい-ジョゼフ・アルバースとの対話
群馬県立近代美術館で「ホセ・ダヴィラ 私は目を閉じて見るほうがいい─ジョゼフ・アルバースとの対話」が開催される。
ホセ・ダヴィラ(1974〜)は、メキシコのグアダラハラを拠点に活動するアーティスト。金属やガラス、玉石などの身近な素材を絶妙な均衡で組みあわせる立体作品や、20世紀のアーティストや建築家の作品を引用、考察した作品で知られている。
ダヴィラは2010年代から、抽象美術を代表するアーティストのひとりであるジョゼフ・アルバース(1888〜1976)のシリーズ「正方形讃歌」を題材とした作品を繰り返し制作。アルバースが正方形をかさねることで絵画の画面上で配色実験を繰り広げたのに対して、ダヴィラは金属やセラミック(陶板)などをもちいて、時間や光によって変化する立体作品に発展させている。
本展では、ダヴィラの作品とアルバースの「正方形讃歌」シリーズの作品をあわせて展示する。時代を超えて人々を惹きつけるアルバースのかたちと色彩に対する探求、そして、美術史と対話することで新たな芸術を生み出すダヴィラの挑戦を紹介。
本展覧会のタイトルである「私は目を閉じて見るほうがいい」は、アルバースがインタビューのなかで「私にとって、抽象は現実だ。たぶん自然より現実だ。……抽象は私の心の近くにある。私は目を閉じて見るほうがいい」と語った言葉から取られている。本展は、ダヴィラ自身が会場デザインを手がけ、展示そのものがアルバースへのオマージュとなっている。
ホセ・ダヴィラ(1974〜)は、メキシコのグアダラハラを拠点に活動するアーティスト。金属やガラス、玉石などの身近な素材を絶妙な均衡で組みあわせる立体作品や、20世紀のアーティストや建築家の作品を引用、考察した作品で知られている。
ダヴィラは2010年代から、抽象美術を代表するアーティストのひとりであるジョゼフ・アルバース(1888〜1976)のシリーズ「正方形讃歌」を題材とした作品を繰り返し制作。アルバースが正方形をかさねることで絵画の画面上で配色実験を繰り広げたのに対して、ダヴィラは金属やセラミック(陶板)などをもちいて、時間や光によって変化する立体作品に発展させている。
本展では、ダヴィラの作品とアルバースの「正方形讃歌」シリーズの作品をあわせて展示する。時代を超えて人々を惹きつけるアルバースのかたちと色彩に対する探求、そして、美術史と対話することで新たな芸術を生み出すダヴィラの挑戦を紹介。
本展覧会のタイトルである「私は目を閉じて見るほうがいい」は、アルバースがインタビューのなかで「私にとって、抽象は現実だ。たぶん自然より現実だ。……抽象は私の心の近くにある。私は目を閉じて見るほうがいい」と語った言葉から取られている。本展は、ダヴィラ自身が会場デザインを手がけ、展示そのものがアルバースへのオマージュとなっている。