EXHIBITIONS
広河隆一 戦場の子どもたち
翻弄される命を見つめた50年の記録
1967年より中東を取材してきたフォトジャーナリスト、広河隆一。人間の生存と尊厳が脅かされている場所を「人間の戦場」と呼び、そうした場所で生きる子どもたちの悲しみと喜びの姿を写してきた。
これまで、82年にイスラエル軍に包囲されたレバノンのパレスチナ難民キャンプで起きた虐殺事件を撮影。活動は中東にとどまらず、チェルノブイリ事故後の89年に、西側のジャーナリストとして初めて立入禁止に足を踏み入れ、隠された放射能汚染を告発、日本では福島原発事故や被爆者を取材した。
近年では、2015年に自身のドキュメンタリー映画『広河隆一 人間の戦場』を公開。「パレスチナの子どもの里親運動」「チェルノブイリ子ども基金」や、福島原発事故後の子供たちの健康回復を目標とする沖縄県久米島に保養センター「球美(くみ)の里」を設立など、フォトジャーナリストとして奔走する傍らで取り組んできた救援活動にも密着している。
本展では、凄惨な戦場で翻弄される子供たちをとらえた、広河の記録を見つめる。
これまで、82年にイスラエル軍に包囲されたレバノンのパレスチナ難民キャンプで起きた虐殺事件を撮影。活動は中東にとどまらず、チェルノブイリ事故後の89年に、西側のジャーナリストとして初めて立入禁止に足を踏み入れ、隠された放射能汚染を告発、日本では福島原発事故や被爆者を取材した。
近年では、2015年に自身のドキュメンタリー映画『広河隆一 人間の戦場』を公開。「パレスチナの子どもの里親運動」「チェルノブイリ子ども基金」や、福島原発事故後の子供たちの健康回復を目標とする沖縄県久米島に保養センター「球美(くみ)の里」を設立など、フォトジャーナリストとして奔走する傍らで取り組んできた救援活動にも密着している。
本展では、凄惨な戦場で翻弄される子供たちをとらえた、広河の記録を見つめる。