CROSS MYAHK クロスミャーク 岡本恵昭 / 新城大地郎作品展 ― スディル宮古島の精神とこれから

　アートスペース「WALL_ okinawa」をグランディスタイル 沖縄 読谷 ホテル＆リゾート施設内にオープン。その最初の展覧会として「CROSS MYAHK クロスミャーク 岡本恵昭 / 新城大地郎作品展 ― スディル宮古島の精神とこれから」が開催されている。

　本展では、宮古島出身で書を軸に活動をするアーティスト・新城大地郎が、禅僧で民俗学者の祖父・岡本恵昭の写真作品を軸に制作した作品を発表。11月に宮古島・PALI GALLERYで行われた同展覧会の巡回展であり、1970年代の宮古島における祭祀行事を記録した岡本恵昭の写真を軸に、孫にあたる新城大地郎が独自の視点で解釈し作品を発表することで、多様な人々が島の根源にある精神文化を知り、文化を再考する。

　会期中は展示作品の販売に加え、新城大地郎と写真家・石川直樹がディレクションを手がけるPALI GALLERYと、宮古島の伝統を守り、歴史を紡ぎ、文化をつくるMiyakojima Cultural Salon《Zā》がセレクトするグッズなどの限定販売も行い、宮古島の文化を多様な側面から紹介している。