EXHIBITIONS
水野里奈
入れ子状の繋がり- nested structure -
水野里奈の作品は中東の細密画の装飾性・伊藤若冲の水墨画における筆致の要素・キャンバス地そのものの3点を重要視し、それぞれ互いに生かす事を心がけ、画面空間を重層的に置き換え構成されている。そのため作品は一つひとつの画面、展示にさまざまな表情や質感が宿っているように感じさせる。
多視点を一枚で表現し、目の錯覚を引き起こす絵画。水野は作者本人でさえ驚くような作品があれば観覧者からは大きな驚き以上の何かが生まれるのではないかと期待し「見ても見きる事の出来ない」絵画を探究している。
本展は大原美術館レジデンスARKO後の初の東京での個展。
多視点を一枚で表現し、目の錯覚を引き起こす絵画。水野は作者本人でさえ驚くような作品があれば観覧者からは大きな驚き以上の何かが生まれるのではないかと期待し「見ても見きる事の出来ない」絵画を探究している。
本展は大原美術館レジデンスARKO後の初の東京での個展。