EXHIBITIONS
唐ごのみ—国宝 雪松図と中国の書画—
三井記念美術館で「唐ごのみ—国宝 雪松図と中国の書画—」が開催される。
江戸に店を構え、京を本拠地とした三井家は、自らがパトロンとして支援した円山応挙やその弟子の絵画を多く所蔵していた。三井記念美術館の絵画コレクションの筆頭である円山応挙筆《雪松図屏風》(国宝)は、幕末維新・震災・大戦 の戦禍と幾多の困難を潜り抜けて、今日まで守り伝えられている。
そうした日本の絵画にくわえ、北三井家を筆頭とした各家においては、茶の湯の美意識にのっとった墨跡や、中国の宋から元代の画家の絵画もまた、歴代にわたって珍重された。また、近代の新町三井家においては、9代当主・高堅が中国の古拓本の名品を盛んに収集し、それらは現在、聴氷閣コレクションとして世界的に知られている。
本展では、それらの北三井家・新町三井家旧蔵品を中心として、中国の絵画や書および、それらに倣って日本で描かれた作品を紹介。くわえて、一部の作品については、江戸時代に記された鑑定書など、付属する資料とあわせて展示される。
江戸に店を構え、京を本拠地とした三井家は、自らがパトロンとして支援した円山応挙やその弟子の絵画を多く所蔵していた。三井記念美術館の絵画コレクションの筆頭である円山応挙筆《雪松図屏風》(国宝)は、幕末維新・震災・大戦 の戦禍と幾多の困難を潜り抜けて、今日まで守り伝えられている。
そうした日本の絵画にくわえ、北三井家を筆頭とした各家においては、茶の湯の美意識にのっとった墨跡や、中国の宋から元代の画家の絵画もまた、歴代にわたって珍重された。また、近代の新町三井家においては、9代当主・高堅が中国の古拓本の名品を盛んに収集し、それらは現在、聴氷閣コレクションとして世界的に知られている。
本展では、それらの北三井家・新町三井家旧蔵品を中心として、中国の絵画や書および、それらに倣って日本で描かれた作品を紹介。くわえて、一部の作品については、江戸時代に記された鑑定書など、付属する資料とあわせて展示される。