EXHIBITIONS

本秀康展「ロックとマンガ」

本秀康 ラップネットショップ『おもしろ帝国』展(2013) 

本秀康 ENDLESS 20th Century comix 2000(フランス) 2000

本秀康 ユニコーン 『Quarter Century Box』のジャケット 2012

本秀康 『ロック画報』28(カクバリズム特集)表紙 2017

本秀康 大森靖子『君と映画』のジャケット 2014

本秀康 「TOKYO illustration 2007」展(新国立美術館、2007)

本秀康 「イラストレーター170人が描く『わたしの句読点』」展(たばこと塩の博物館、2009)

本秀康 『ワイルドマウンテン』4巻 表紙 2007

 一見ポップな画風でありながらシニカルさを持つストーリーや世界観を描くイラストレーター、マンガ家の本秀康(もと・ひでやす)。デビューから約30年にわたる作品を一挙に公開する。

 本は1990年にフリーランスのイラストレーターとして活動を開始し、95年にマンガ家デビュー。『レコスケくん』『ワイルドマウンテン』などを出版後、近年はCM、雑誌や絵本など、イラストレーションの仕事を中心に活動を行っている。

 いっぽうで、レコードコレクターで音楽に造詣にも深く、音楽誌への寄稿や執筆もこなし、ミュージシャンとも交流。ユニコーンやスピッツなどのCDジャケット、パンフレットのビジュアルを担当するほか、自身で7インチレコード専門レーベル「雷音レコード」を2014年に設立し、企画からジャケットデザイン、リリースまでを自ら手がけている。

 本展では、本の制作活動の根源ともいえる、「ロック(音楽)」と「マンガ(物語)」をテーマに、イラストレーションとマンガの原画約200点を紹介。7年ぶりに取り組むマンガの制作背景や、現在進行形の活動にも焦点を当て、その魅力に迫る。