EXHIBITIONS

恋せよ乙女!

パープルーム大学と梅津庸一の構想画

2017.06.01 - 06.18

パープルーム予備校公式アー写 撮影=菊池良助

パープルームのオプティカルファサード  2017

梅津庸一 病気になった絵画、あるいは在宅介護 2016

梅津庸一 死霊がわたしを見ている 2016

 SNSを通じて全国から集まった若者が共同生活を営む私塾パープルーム予備校は、ネット空間から絵画空間、批評空間までを行き来する古さと新しさをあわせ持つ美術の共同体「パープルーム」の活動拠点だ。

 本展は数百点に及ぶ様々なタイプの作品やその副産物、関連資料によってパープルームを網羅的に紹介。また通常の展覧会と異なり、会期中はパープルームの作家たちが会場で生活し、何かを生み出したり、突発的なレクチャーが催されたりと絶え間なく何かが起こり続ける。

 ワタリウム美術館がパープルーム大学と化す二週間。

展示内容
4階 梅津庸一個展 「視神経と鏡」 梅津庸一の自画像や映像作品「春に向けてのエクササイズ」など
3階 パープルーム 「パープルームの蟻塚」 様々な感覚を要求してくる空間
2階 パープルーム 「パープルームとは構想画である」 絵画作品とパープルーム関連資料と生活空間と教室
地下 パープルーム 「恋と蒙古斑と4室の装飾画」壁面を神殿のような佇まいで埋め尽くすパープルームの装飾画

出展作家
小林椋、鋤柄ふくみ、予定と卵、坂本夏子、フナイタケヒコ、三瀬夏之介、泰平、宮下大輔、urauny、平山昌尚、3回目のゲルゲル祭、qp、梅津庸一、超エッチ+、小宮麻吏奈、リスカちゃん、荒木悠、村田冬実、KOURYOU、パープルーム予備校生、安藤裕美、アラン、智輝