EXHIBITIONS
修理完成記念特別陳列
薬師寺の名画 -板絵神像と長沢芦雪筆旧福寿院障壁画-
薬師寺が所蔵する旧福寿院障壁画は、近年奇想の画家として注目される円山四条派の画家、長沢芦雪の代表作であり、元禄期に奈良で多くの画事を残した明誉古礀(みょうよこかん)が富士図の絵筆を執っていることでも知られている。2013年から足かけ4年あまりにわたる修理が実施され、芦雪と古礀の筆力が遺憾なく発揮された大画面の彩りがよみがえった。
本展では、本障壁画の修理完成を記念して、旧福寿院障壁画33面を一堂に披露するとともに、同じく近年本格修理と復元模写制作が行われた薬師寺鎮守八幡宮伝来の堯儼(ぎょうごん)筆板絵神像(いたえしんぞう、重要文化財)を同時公開。本展を通じて薬師寺の名画の魅力と文化財修理の意義を伝える。
本展では、本障壁画の修理完成を記念して、旧福寿院障壁画33面を一堂に披露するとともに、同じく近年本格修理と復元模写制作が行われた薬師寺鎮守八幡宮伝来の堯儼(ぎょうごん)筆板絵神像(いたえしんぞう、重要文化財)を同時公開。本展を通じて薬師寺の名画の魅力と文化財修理の意義を伝える。


