EXHIBITIONS

アートフェア東京2018

東京国際フォーラム
2018.03.09 - 03.11

「アートフェア東京2017」会場風景

王冠型土器 縄文時代中期

ジョナス・ウッド Head Up 2013

「アートフェア東京2017」会場風景

「アートフェア東京2017」会場風景

 現代美術・近代美術・日本画から古美術・工芸まで、幅広い作品が一堂に会する日本最大級のアート見本市「アートフェア東京」。今年は「Art is Life」をテーマに、過去最多となる164軒のギャラリーが参加する。

 メインとなるのは「ギャラリーズ」と「プロジェクツ」の2セクション。「ギャラリーズ」では現代美術のブースが拡大され、2017年に東京進出したパリのペロタン、アジアでは目にする機会の少ない作家を中心に取り上げるTHECLUBなど29軒が初出展するほか、古美術では縄文土器や出品が珍しい平安時代の仏像、近年注目される明治時代の超絶技巧、さらに楽吉左衛門の茶碗などが並ぶ。「プロジェクツ」では、ギャラリーにつき気鋭のアーティスト1名を紹介。舞踏の写真から、抽象画、江戸時代からの伝統技術を継ぐ現代根付、写実絵画まで多彩な構成で日本の若手ギャラリーの最前線と未来のアートマーケットを体感できる。

 ファッションや音楽、テクノロジーなど異なる産業と結びつき、様々な入り口を介してアートの領域を広げてきた「アートフェア東京」。フェアを訪れる一人ひとりに向け、日々の生活のなかにアートがある楽しさを提案する。