EXHIBITIONS

世界が認めた幕末・明治の絵師

これぞ暁斎!

ゴールドマンコレクション

2017.04.22 - 06.04

河鍋暁斎 動物の曲芸 1871-89 Israel Goldman Collection, London蔵 撮影=立命館大学アート・リサーチセンター

河鍋暁斎 地獄太夫と一休 1871 Israel Goldman Collection, London蔵 撮影=立命館大学アート・リサーチセンター

 河鍋暁斎(かわなべ・きょうさい)は、時代が大きく揺れ動いた幕末から明治を生きた絵師。幼い頃に浮世絵師の歌川国芳に入門したのち、狩野派に学び19歳の若さで修業を終え、さらに流派に捉われず様々な画法を習得した。

 本展は、世界屈指の暁斎コレクションとして知られるイスラエル・ゴールドマン所蔵の作品によって、仏画から戯画まで幅広い画題を、ときに独特のユーモアを交えながら、圧倒的な画力によって描き上げた暁斎の作品を展示。多岐にわたる作品によって、その全体像を示す。