陸路（スピルオーバー#1）

　BUGで「陸路（スピルオーバー#1）」が開催されている。

　BUGは「この世界に、バグを。」をキーメッセージに、アーティストやアートワーカーが全力で挑戦できる機会と場所を提供することを活動の軸としている。BUGのコンセプト設計にあたり、これまで実際にアートの現場で活動してきた長谷川新とともに、アーティストやアートワーカーを取り巻く環境について2年以上にわたり議論をかさねてきた。その成果はBUGの活動方針にも反映されている。

　本展では、想定された範囲を超えて電波が届くスピルオーバー現象から着想を得て、林修平、MES、FAQ?の3組が、長谷川のキュレーションによって新作を発表。BUGの5本目となる本展は、2023年1月頃から企画の構想が始まった。長谷川との協働により「挑戦の機会」を創出する場としての更なる可能性を探る。