EXHIBITIONS
アート・アーカイヴ資料展XVI
影どもの住む部屋—瀧口修造の書斎
瀧⼝修造(1903-79)は詩⼈、美術批評家であると同時に、1950年代には展覧会のオーガナイザーとしての活動。60年代には造形的な実験を開始し、領域を横断する活動を実践した。
本展は、資料を通して瀧⼝の書斎を映し出す試み。書斎とは、制作を⾏う場所であり、制作プロセスの中で様々な思考や記憶が縦横無尽に⾶び交う場所、すなわち「影ども」の住む部屋である。瀧⼝が書斎で試みていた様々な改変を写真を通じて⾒出すとともに、『余⽩に書く』という書物に着⽬、書物へと結晶化する前と後の状態を⽐較し、過ぎ去った書斎での出来事と瀧⼝の制作について考える。
本展は、資料を通して瀧⼝の書斎を映し出す試み。書斎とは、制作を⾏う場所であり、制作プロセスの中で様々な思考や記憶が縦横無尽に⾶び交う場所、すなわち「影ども」の住む部屋である。瀧⼝が書斎で試みていた様々な改変を写真を通じて⾒出すとともに、『余⽩に書く』という書物に着⽬、書物へと結晶化する前と後の状態を⽐較し、過ぎ去った書斎での出来事と瀧⼝の制作について考える。