EXHIBITIONS
高円宮家所蔵
根付展-てのひらの小宇宙
日常的に着物を着ていた江戸時代、人々は金銭を入れる巾着や煙草入れ、『水戸黄門』などでおなじみの印籠などを帯にはさみ、腰から提げていた。それら「提物(さげもの)」の紐の端に取り付けた留め具である「根付」は、提物の構成物の一つとして優れた芸術性と遊び心溢れる工芸品に発展。その後、明治期に入ると急速に忘れ去られるが、欧米で人気を博し、現在は大英博物館などがコレクションの一部として所蔵している。
本展では、高円宮憲仁殿下が妃殿下と共に収集した根付のコレクションを一堂に公開。これまで日本国内であまり注目されることのなかった根付の多彩な魅力を紹介する。
本展では、高円宮憲仁殿下が妃殿下と共に収集した根付のコレクションを一堂に公開。これまで日本国内であまり注目されることのなかった根付の多彩な魅力を紹介する。





