EXHIBITIONS

鉄道絵画発→ピカソ行

コレクションのドア、ひらきます

中村岳陵 驀進 1943

中村岳陵 驀進 1943

立石大河亞 アンデスの汽車 1997-98

本城直季 small planet tokyo station 2004 © Naoki Honjo

 東京ステーションギャラリーが初めて、およそ30年分のコレクションをまとめて公開。展覧会を鉄道の一路線に見立てて始発駅を「鉄道絵画」とし、一駅ごとにテーマを変えて終点の「ピカソ」に至るという構成で展開する。

 始発駅では、東京駅から線路のある風景まで、日本画、洋画、写真、資料などを展示。2駅目、鉄道がつなぐ「都市と郊外」では、現在とは異なる東京の姿を写す洋画、作家の記憶が再構成された作品、写実的な風景画などが多彩に並ぶ。3駅目は鉄道利用者、運用者である「人」がテーマ。描かれているのは人でも、つくり手が作品に込めた意図の多様性が浮かぶ。4駅目では難しいと思われがちな抽象画を身近に感じられるよう「抽象」的な絵画を紹介。そして終点では「解らない絵画」の代名詞として知られる「ピカソ」のさまざまな時期の絵画4点を鑑賞することができる。

 加えて、これまでの企画展の出品作品、福沢一郎による東京駅内のステンドグラスの原画、一時休館中に開催した「現代絵画の展望」展のシリーズや、2014年開催の「東京駅100年の記憶」展の作品や資料など、約100点を展示する。(会期中展示替えあり)