EXHIBITIONS
Jérémy Benkemoun、さとうくみ子、山岡 敏明「UNLOGICAL 07」
MONO.LOGUESで、ジェレミー・ベンケムン(Jeremy Benkemoun)、さとうくみ子、山岡敏明によるグループ展「UNLOGICAL 07」が開催されている。
ジェレミー・ベンケムンは、自らのアイデンティティーやセクシュアリティを通して、創造性と社会の関りを探求ながら作品を制作している。写真をもとにしたペインティングや映像作品などに、儚さやロマン、激しさが混在した内面世界を鮮烈に映し出している。また、雑誌『IWAKAN』の編集者でもあり、現在日本を拠点に多岐にわたる活動をしている。
さとうくみ子は、自らの思考や創造の枠を超えるため、手をはじめとした身体を駆使することで、内面とフィジカルを巧みに伴走させながら、心の弾みをそのまま作品に変容させていく。それは未知なる何かへの期待や、形容しきれない物に対する、暗黙の共感のようでも表されている。
山岡敏明は、「何か」を示唆したフォルムの総体を「GUTIC(グチック)」と仮称し、それを独自のモチーフとして追求している。その多くは、鉛筆やダーマトグラフなどのドライメディアを用いて、紙や木パネルにドローイングとして表現されている。その「GUTIC」は、具体性があるようでない「何か」ゆえに、みる者を惑わせ、様々な憶測やイメージを誘い出している。
今回で7回目をむかえる「UNLOGICAL」シリーズは、異るコミュニティや活動背景を持ち作家同士に私的な繋がりのない、3人のアーティストに着目し紹介する企画となっている。
ジェレミー・ベンケムンは、自らのアイデンティティーやセクシュアリティを通して、創造性と社会の関りを探求ながら作品を制作している。写真をもとにしたペインティングや映像作品などに、儚さやロマン、激しさが混在した内面世界を鮮烈に映し出している。また、雑誌『IWAKAN』の編集者でもあり、現在日本を拠点に多岐にわたる活動をしている。
さとうくみ子は、自らの思考や創造の枠を超えるため、手をはじめとした身体を駆使することで、内面とフィジカルを巧みに伴走させながら、心の弾みをそのまま作品に変容させていく。それは未知なる何かへの期待や、形容しきれない物に対する、暗黙の共感のようでも表されている。
山岡敏明は、「何か」を示唆したフォルムの総体を「GUTIC(グチック)」と仮称し、それを独自のモチーフとして追求している。その多くは、鉛筆やダーマトグラフなどのドライメディアを用いて、紙や木パネルにドローイングとして表現されている。その「GUTIC」は、具体性があるようでない「何か」ゆえに、みる者を惑わせ、様々な憶測やイメージを誘い出している。
今回で7回目をむかえる「UNLOGICAL」シリーズは、異るコミュニティや活動背景を持ち作家同士に私的な繋がりのない、3人のアーティストに着目し紹介する企画となっている。



