EXHIBITIONS
山本昌男作品展「くらやみ Kurayami - In Darkness, the Light」
銀座 蔦屋書店で、山本昌男の作品展「くらやみ Kurayami - In Darkness, the Light」が開催されている。
山本は16歳から写真を撮り始め、絵画の勉強を経たのち、おもにゼラチンシルバープリントによる作品を発表している。94年サンフランシスコでの展示を皮切りにアメリカ市場での発表が続き、96年Yancey Richardson Gallery(ニューヨーク) での個展開催した。現在では東京都写真美術館のほかヨーロッパ写真美術館など欧米でも展示され、カナダ国立美術館、イェール大学美術館、ヴィクトリア&アルバート博物館などに収蔵されている。
現在は山梨県の八ヶ岳南麓に在住し、自然に囲まれた環境にて制作活動を続けている。その環境のなかで、山本は⾃然の神秘性を追求し、⼈と⾃然が⽣み出す究極の美に挑み続ける。繊細で詩的な写真作品やインスタレーションが国際的に⾼く評価されており、簡潔で巧みな構図と⽇常に潜む美に焦点を当てた作品は、最⼩限の要素で無限の解釈をうみだす俳句に例えられることがある。
今年の7月、作品集『Kurayami』が山本と音楽家・内田輝とのコラボレーション2作目として、フランスの iikki booksより出版された。本展では、『Kurayami』で発表された作品群を、同作品集と過去に出版された山本の希少本とともに展示。独自のトーニング技法を駆使したアナログなプロセスで制作されたゼラチンシルバープリント作品のほか、都内では初展示となる“コロジオンプロセス”と呼ばれるガラス湿板作品4点も展示する。
山本は16歳から写真を撮り始め、絵画の勉強を経たのち、おもにゼラチンシルバープリントによる作品を発表している。94年サンフランシスコでの展示を皮切りにアメリカ市場での発表が続き、96年Yancey Richardson Gallery(ニューヨーク) での個展開催した。現在では東京都写真美術館のほかヨーロッパ写真美術館など欧米でも展示され、カナダ国立美術館、イェール大学美術館、ヴィクトリア&アルバート博物館などに収蔵されている。
現在は山梨県の八ヶ岳南麓に在住し、自然に囲まれた環境にて制作活動を続けている。その環境のなかで、山本は⾃然の神秘性を追求し、⼈と⾃然が⽣み出す究極の美に挑み続ける。繊細で詩的な写真作品やインスタレーションが国際的に⾼く評価されており、簡潔で巧みな構図と⽇常に潜む美に焦点を当てた作品は、最⼩限の要素で無限の解釈をうみだす俳句に例えられることがある。
今年の7月、作品集『Kurayami』が山本と音楽家・内田輝とのコラボレーション2作目として、フランスの iikki booksより出版された。本展では、『Kurayami』で発表された作品群を、同作品集と過去に出版された山本の希少本とともに展示。独自のトーニング技法を駆使したアナログなプロセスで制作されたゼラチンシルバープリント作品のほか、都内では初展示となる“コロジオンプロセス”と呼ばれるガラス湿板作品4点も展示する。