EXHIBITIONS

バティア・スーター個展 「Exosphere」

2023.08.25 - 10.29
 CAGE GALLERYで、Keijibanのキュレーションによるバティア・スーター(BatiaSuter)の個展 「Exosphere」が開催されている。

 Keijibanは金沢を拠点とした、エディションの制作・出版社及びアート作品の展示スペース。ベルギーのアートプラットフォーム (SIC)の共同創立者であるオリヴィエ・ミニョンが2021年に日本で初めて手がけるプロジェクトてだ。海外に居住する重要なアーティ ストのプリント、マルチプル、オリジナル作品をプロデュースし、毎月展覧会形式で「掲示板」内で発表、オンラインで販売している。

 本展では、昨年Keijibanでもエキシビションを開催したスイス出身のアーティスト、バティア・スーターを紹介する。スーターは本や雑誌、新聞、地図など自然科学技術から芸術や歴史にわたる膨大なコ レクションから写真を切り取り、組み合わせることで大規模なインスタレーションやアーティストブックを制作してきた。 一連の画像を構成するため、スーターは、イメージの切り取り、拡大、レイヤリング、移植、組み合わせ、合成など、夢のプロセスや論理を思わせるあらゆる手法を駆使している。

 美術史家アビ・ヴァールブルクの「ムネモシュネ」(繰り返される視覚的主題やパターンを先史時代から現代を通じて辿り分類した、伝説的なアトラス)を受けて、スーターは実際に様々なソースや時代から切り取られた要素を結合させ、いままで気付かれてこなかった類似性を強調し、新たなカテゴリーを提示、また主観的な読み取りを掻き立てる。

 また、本展に合わせKeijibanとオランダ・アムステルダムのインディペンデントパブリッシャー RomaPublicationsが共同で出版するバティア・スーターの作品集『Exosphere』を発表する。