EXHIBITIONS

富山県美術館開館記念展 Part 2

素材と対話するアートとデザイン

2017.11.16 - 2018.01.08

倉俣史朗 ミス・ブランチ 1988(製造:1994頃) 富山県美術館蔵 © クラマタデザイン事務所

エマニュエル・ムホー COLOR OF TIME(イメージ画像) 2017 本展のための新作

倉俣史朗 ミス・ブランチ 1988(製造:1994頃) 富山県美術館蔵 © クラマタデザイン事務所

TAKT PROJECT COMPOSITION 2015 撮影=林雅之

 「モノ」を創作するにおいて、素材と向き合い対話することは不可欠だ。アーティストは創作の過程において、目指す表現や技術を発揮できるように素材を選んできた。また、デザインのプロセスにおいても素材の選択は重要な要素であり、耐久性、適応性、コストが問われ、素材と加工技術の組み合わせで新しい価値が生まれる。

 本展では、木や金属から新素材まで、素材とその変容をテーマとした4つのセクションを通して、素材の魅力と素材に触発されて生まれるアートとデザインを紹介する。

 参加するのは、エマニュエル・ムホー、倉俣史朗、南政宏、須藤玲子、坂下和長、ニーナ・ファーベルトら。ムホーは、本展のために制作した新作《COLOR OF TIME》を発表する。