EXHIBITIONS

「elective affinities」展 Part I

アニエスベー ギャラリー ブティック
2023.01.28 - 03.05

キービジュアル

大矢真梨子 From the series of "Inner garden" 2022

山元彩香  “Untitled #305, Mzimba, Malawi” 2019
© Ayaka Yamamoto / Courtesy of amanaTIGP

 今年は、アニエスベー(agnès b.)が日本に初出店してから40年。そんな節目の年に開催されるアニエスベー ギャラリー ブティック「elective affinities」展は、1月28日から3月5日に開催されるPart Iと夏のPart Ⅱの2回に分かれて開催される。

 本展は世代もジャンルも異なる合計40名のアーティストが、各々惹き寄せられたアーティストを紹介するという構成になっている。

「elective affinities」(選択的親和力)は、異なる化学種間で牽き合い、化学反応しやすい傾向を表す化学用語。アニエスベーの創設者アニエス・トゥルブレが自らの人生を導くものとして捉えていたことから本展のタイトルにもなったという。

 参加アーティストは、アニエス本人と既に親和性があるアーティストもいれば、思いがけないきっかけで参加することになったアーティストなど様々。各々が自身の作品についてではなく、関係を紡いだ相手(あるいはその作品)について語るうちに、参加者の関心や親和力の指標をどこに立てているのかが見えてくるという。

 参加アーティストおよび推薦者は、上田佳奈、大矢真梨子、落合陽一、串野真也、小林健太、清水将吾、志村信裕、南條史生、西山裕子、花代、HAL、日比野克彦、藤江龍之介、山元彩香、吉添裕人、靈樹、澪、若佐慎一、渡辺俊介 (五十音順、敬称略)。