EXHIBITIONS

イミ・クネーベル、エリック・スワーズ

2022.11.02 - 11.27

左から、イミ・クネーベル《BIG GIRL C.3》(2018)、エリック・スワーズ《DIA (aluminium; shine)》 2022
© Imi Knoebel © Erik Swars Courtesy of Galerie Jochen Hempel, KEN NAKAHASHI

イミ・クネーベル BIG GIRL C.3 2018
© Imi Knoebel Courtesy of Galerie Jochen Hempel, KEN NAKAHASHI

エリック・スワーズ DIA (aluminium; shine) 2022
© Erik Swars Courtesy of Galerie Jochen Hempel, KEN NAKAHASHI

イミ・クネーベル Tafel_DCCIII 2016
© Imi Knoebel Courtesy of Galerie Jochen Hempel, KEN NAKAHASHI

エリック・スワーズ ohne Titel (rabbit) 2022
© Erik Swars Courtesy of Galerie Jochen Hempel, KEN NAKAHASHI

 KEN NAKAHASHIは、2人のドイツのアーティストによる展覧会「イミ・クネーベル、エリック・スワーズ」を開催中。ライプツィヒのGalerie Jochen Hempelとの共同企画となる。

 イミ・クネーベルは1940年ドイツ・デッサウ生まれ。デュッセルドルフ美術アカデミーのヨーゼフ・ボイスのクラスで学んだ。ロシア・アヴァンギャルドのカジミール・マレーヴィチに影響を受けたクネーベルは、ドイツ抽象表現の先駆者として、ゲルハルト・リヒターやブリンキー・パレルモらとともに、戦後ドイツの現代美術を代表するひとりに数えられている。

 エリック・スワーズは1988年、ドイツ・ツヴェンカウ生まれ。東京藝術大学のO JUN研究室で、2013年から2014年まで絵画を学ぶ。その後、ブルグ・ギービヒュンシュタイン美術デザイン学校にて、ヨヘン・プロクステースに師事。スワーズは、絵画、写真、そして空間における「表面」が互いに及ぼす影響を探求している。

 本展では、クネーベルの近年の作品のなかから厳選した5点を展示。いっぽうスワーズについては、2022年制作の6点を紹介する。