EXHIBITIONS
カネコタカナオ「Contour」
tagboatでは、現代アーティスト・カネコタカナオの個展「Contour」が開催される。
カネコは1977年生まれ、埼玉県出身。武蔵野美術大学短期大学部美術科卒業。身の回りにあるものとモンスターを組み合わせ、ストリートアートとアニメを融合した独特のタッチで作品を展開している。
tagboatでの2回目となる個展では、新作8点を展示・販売。カネコのポップな色彩と異形態に隠れた不確かな作品世界を紹介する。
今回発表する新作はノイズやレイヤーをテーマに、1980年代のアニメに登場するキャラクターやグラフィティが混在した画風でモンスターを描いている。人のなかにあるモンスター、捨てられる物に宿るモンスターなど、付喪神の言い伝えにみられる日本のアニミズム的なもの、あるいは情報化社会において処理しきれないほど過剰にあふれる情報そのものなどが託されている。
「イメージと認識とズレ、形と属性についての関係性をキャラクターを用いながら再構成しています。過剰な情報の中で振り回され自分を見失っていく人やSNSなどで見られるような匿名性が持つ凶暴さ、意味を失い断片的になっていく言葉をテーマに漫画や記号、文字やグラフィティなどを組み合わせながら不確かで曖昧な形を作っています(カネコタカナオ)」。
カネコは1977年生まれ、埼玉県出身。武蔵野美術大学短期大学部美術科卒業。身の回りにあるものとモンスターを組み合わせ、ストリートアートとアニメを融合した独特のタッチで作品を展開している。
tagboatでの2回目となる個展では、新作8点を展示・販売。カネコのポップな色彩と異形態に隠れた不確かな作品世界を紹介する。
今回発表する新作はノイズやレイヤーをテーマに、1980年代のアニメに登場するキャラクターやグラフィティが混在した画風でモンスターを描いている。人のなかにあるモンスター、捨てられる物に宿るモンスターなど、付喪神の言い伝えにみられる日本のアニミズム的なもの、あるいは情報化社会において処理しきれないほど過剰にあふれる情報そのものなどが託されている。
「イメージと認識とズレ、形と属性についての関係性をキャラクターを用いながら再構成しています。過剰な情報の中で振り回され自分を見失っていく人やSNSなどで見られるような匿名性が持つ凶暴さ、意味を失い断片的になっていく言葉をテーマに漫画や記号、文字やグラフィティなどを組み合わせながら不確かで曖昧な形を作っています(カネコタカナオ)」。