EXHIBITIONS

ANDO COLLECTION

2022.10.18 - 12.17

展示風景より

展示風景より

 アンドーギャラリーはコレクション展「ANDO COLLECTION」を開催。2名のアーティスト、リカルダ・ロッガン、中沢研の作品を厳選して紹介する。

 リカルダ・ロッガンは1972年旧東ドイツ、ドレスデン生まれ。ライプツィヒ視覚芸術アカデミーで写真を学び、04年に修士課程を修了。03年、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートに留学。使われなくなった場所や部屋、そこにいた人々が残した痕跡をテーマにした写真作品を制作し、もっとも重要なドイツ写真家のひとりとして高く評価されている。

 中沢研は1970年東京都生まれ。多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻を修了。主な展覧会に「MOTアニュアル1999 ひそやかなラディカリズム」(東京都現代美術館)、「横浜トリエンナーレ2001」(パシフィコ横浜)などがある。針金やテグスなど視覚的ボリュームが希薄な素材を用い、展示空間に呼応したインスタレーションを制作する作家として国内外で高い評価を得ている。

 本展では、ロッガンの作品3点《Baumstück 3》《RESET 6》《Echo》と、中沢による、直径3ミリの鉄材を用いたインスタレーション作品《四角2》を展示する。