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UNSPOOKY FIRST EXHIBITION「When you gaze long into an abyss the abyss also gazes into you.」

キービジュアル

 UNSPOOKY(アンスプーキー)は、「不気味な存在に向けた好奇心や恐怖心」をテーマに制作を行うアーティスト。その初となる作品展示「When you gaze long into an abyss the abyss also gazes into you.」が、銀座 蔦屋書店で開催される。

 UNSPOOKYは2007年デザイナーとしてキャリアをスタート。デザイン会社や出版社、ブランドのインハウスデザイナーなどを経て2018年に独立。同年、自身のアートワークの制作をスタートさせた。デザインワークと相反するアートワークでは、作家自身のこれまでの経験から見えてきた人間の深層世界を表現している。

 アーティスト名の「unspooky」とは、「spooky(不気味な)」を逆説の意味を持つ「un」で否定することにより、その存在を肯定した造語だ。人間誰しもが持っているであろう恐怖心や不気味な存在に対する「好奇心」を原動力に活動している。

「不気味な存在に向けた好奇心や恐怖心」をテーマに、白いシーツを被ったキャラクターたちを絵画で描くにとどまらず、デジタルやアニメーションと様々な手法で表現するUNSPOOKY。今回は「When you gaze long into an abyss the abyss also gazes into you(落ちそうになっている自身の深淵とどう向き合っていけばいいかわからない不安定な感情)」を展示テーマに、オイルとアクリルを混在させて描いたキャラクターたちの「迷走シリーズ」として、10点のキャンバス作品と立体フィギュアを発表する。