Unlearning the Visuals

　ワウ株式会社は、新たなオリジナル作品を披露する展覧会「Unlearning the Visuals（アンラーニング・ザ・ビジュアルズ）」を開催。WOWの作品群が一堂に会して公開されるのは、2018年の設立20周年記念展「WOW Visual Design Studio —WOW が動かす世界—」以来となる。

　WOWは東京、仙台、ロンドン、サンフランシスコに拠点を置くビジュアルデザインスタジオ。CMやコンセプト映像など、広告における多様な映像表現から、様々な空間におけるインスタレーション映像演出、メーカーと共同で開発するユーザーインターフェイスデザインまで、既存のメディアやカテゴリーにとらわれない、幅広いデザインワークを行っている。

　さらに、積極的にオリジナルのアート作品やプロダクトを制作し、国内外でインスタレーションを多数展開。つくり手の感性を最大限に引き出しながら、ビジュアルデザインの社会的機能を果たすべく、映像の新しい可能性を追求し続けている。

　スタジオ設立25周年を迎え開催する本展では、「Unlearning the Visuals」をテーマとして、新たに制作されたオリジナルの作品群が集結。「unlearn（アンラーン）」とは、これまで学んできたものごとを、いま一度自らの思考と手を使ってひも解き、新たに血肉として身につけることだ。会場の寺田倉庫の大きな空間を使った没入感あふれる迫力の映像作品や、実験的な映像作品、来場者のインタラクションが可能な作品など、WOWの表現における多様性に満ちた作品群が揃う。

　本展を牽引するのは、WOWの次世代を担う注目のクリエイターたち。高い技術力と表現力を武器として、次世代にふさわしい展覧会をつくり上げる。