EXHIBITIONS

GROUP SHOW: 3 ARTISTS

2022.10.15 - 11.19

左:三輪休雪 エル キャピタン(部分) 2021
中:舘鼻則孝 Void Sculpture Series(部分) 2018
右:青木豊 Untitled(部分) 2022  Courtesy of KOSAKU KANECHIKA

三輪休雪 エル キャピタン 2021
Photo by Osamu Sakamoto © Miwa Kyusetsu XIII Courtesy of KOSAKU KANECHIKA

舘鼻則孝 Void Sculpture Series 2018
Photo by Keizo Kioku © NORITAKA TATEHANA K.K. Courtesy of KOSAKU KANECHIKA

青木豊 Untitled 2022
Photo by Keizo Kioku © Yutaka Aoki Courtesy of KOSAKU KANECHIKA

 KOSAKU KANECHIKAでは、「GROUP SHOW: 3 ARTISTS」を開催。青木豊、舘鼻則孝、そしてKOSAKU KANECHIKAでは初めて紹介する十三代 三輪休雪の作品で構成される。

 十三代 三輪休雪は2019年に三輪家当主として十三代 休雪を襲名。三輪家伝来の白萩釉を用い、萩焼の伝統を継承しながらもダイナミックで斬新な造形を取り入れた作風で、国内外にて高く評価されている。

 今回のグループ展では、刀を使って斬り出した土肌と三輪家伝来の白萩釉(休雪白)のコントラストで迫る茶碗「エル キャピタン」シリーズを展示。米国留学時代にヨセミテ国立公園で見た巨大な花崗岩などから得たインスピレーションを、萩の土、そして陶芸の伝統と統合してつくられた同名シリーズは、自然界のエネルギーと長い工芸の歴史を感じさせながらも、その圧倒的な独創性で鑑賞者を魅了する。

 いっぽう青木豊は今年6月の個展「歩く花嫁」以降に制作した新作ペインティングを発表。そして舘鼻則孝は、代表作の「Heel-less Shoes」や雷雲のモチーフに代表されるような絵画作品シリーズ「Descending Painting」、また日本屈指の刀匠として知られる河内國平とのコラボレーションにより制作された彫刻作品「Void Sculpture Series」を展示する。