EXHIBITIONS

川辺ナホ・宇多村英恵「STRATA 複数の地層」

2022.10.15 - 11.13

左から、川辺ナホ《Züchtung(Breeding)》(2020)、宇多村英恵《太古の空気 – 深海地層ガラス》(2022) Photo by Shintaro Yamanaka (Qsyun!)

 WAITINGROOMでは、川辺ナホと宇多村英恵による2人展「STRATA 複数の地層」が開催される。

 川辺は1976年福岡県生まれ。現在はドイツと日本を拠点に活動。マテリアルの持つ社会的文脈のリサーチに基づき、その「変換」をテーマに、映像やインスタレーションなど、メディアを横断しながら作品を制作している。

 宇多村は1980年茨城県生まれ。現在はニューヨークと日本を拠点に活動。文明と自然界がせめぎ合う場所に実際に赴き、自然のエネルギーや土地の歴史を通して、世界の成り立ちといった根源的な問いを身体的な経験に基づき作品化する。

 両作家とも日本だけでなく国外にも活動拠点を置いている。今回、初対面となる2人が、オンライン上のリアルタイムとその身体が置かれている地点に併存しながら「STRATA 複数の地層」という展覧会をつくり上げる。

 本展において川辺は、炭鉱のリサーチに基づいて制作する、炭を用いたインスタレーション作品を中心に、オブジェ作品や小さなインスタレーション作品、新作のドローイング作品を発表する。

 いっぽう宇多村は、過去にオブジェとして出展した「太古の空気 - 深海地層ガラス」シリーズから今回の展示のために構成した彫刻作品と、新作の平面作品、また過去のシリーズより立体作品や映像作品も展示する。