EXHIBITIONS

「それは、たぶん、わたし。」展

azumagaoaka articulation
2022.10.07 - 12.04

垣本泰美 Sleep 2010

川口奈々子 abstract balance 2017

L PACK. 定吉と金兵衛 2018

松川朋奈 Nevertheless, I am a mother 2018

 横浜・日ノ出町にあるazumagaoaka articulationで、現代美術展「それは、たぶん、わたし。」が開催。「それは、あなたかもしれないし、私かもしれない」という、主観と客観が交わりあうことを念頭に、目に見えない人々の思いや感情に焦点を当てる。

 参加アーティストは、垣本泰美(写真)、川口奈々子(絵画)、L PACK.(プロジェクト)、松川朋奈(絵画)の4名。

 本展は、背後に人々のストーリーを感じさせてくれる作品や人物をモチーフとした作品など、「人」「思い」「誰かの物語」などをテーマとし、来場者自身が個々の経験や思いを投影できるような作品を通して「わたし」と「あなた」が重なりあい、感じたこと、想ったことを思い思いに話したくなるような、人々の交流を取り戻すことを目指している。

 会場となるazumagaoaka articulationは、複数の建物から構成される小さな街のような場所。会場内には展示だけでなく、コミュニケーションの場も設けられ、来場者は街を巡るように作品を鑑賞し、また人々と話し合い、展示とコミュニケーションが融合した場を体験できる。

 なお参加作家4人の作品に加え、コレクション展示として、袴田京太朗、藤浩志、大岩オスカール、大巻伸嗣、中崎透、葛西絵里香、ユ・ソラ、古賀崇洋、保井智貴、江頭誠、宮内由梨、石倉潤、下司悠太ら、様々なアーティストの作品を紹介する。