江川純太

　2003年に多摩美術大学美術学部絵画学科日本画専攻を卒業し、油彩による抽象画を描いてきた江川純太。絵画を物質の移動の痕跡ととらえ、展開していく抽象的な画面を構築する。

　本展ではこれまでの油彩だけでなく、アクリル絵具を利用したシルクスクリーンの作品も発表。医薬品に見立てた絵具を多く使用することで、徹底的に色を重ねていく。50号の大型作品を4点、その他にも十数点の作品を展示する。