EXHIBITIONS
LY「This is LUV」
渋谷のSAIでは、東京を拠点に活動するペインター、LY(リー)の個展「This is LUV」が開催されている。
LYは東京都出身。幼少期からアートスクールで絵画を学び、自身の生活と近い距離に芸術や文化の存在があった。10代のときに出会ったストリートアートに惚れ込み、ペインターとして制作を開始。以来、東京を中心に国内各地、アメリカ、パリ、バンコク、マレーシアなどグローバルにミューラル制作を行っている。
キャッチーでありながら落ち着いたLYの作風は、初期は感情的な表現が綴られるコントラストの強い白黒ベースの構成が特徴的だったが、2013年に開催した個展「PARK'S GRAY」をきっかけに新たにグレーを取り入れ、さらにスタイルを昇華させた。モノクロ調の描き出す可能性を通し自身の世界観を拡げ、現在ではアートシーンのみならずカルチャーシーンでも注目を浴びている。
また、LYの作品には「LUV(ルーブ)」という人型の黒いキャラクターがしばしば登場するのも特徴のひとつ。モノクロ世界のなかで、スケートボードや花、ときに犬を抱えながら街や森を彷徨うLUVは、作家自身の内在する感情を代弁してくれる重要な存在だと作家は話している。
「This is LUV」をタイトルとし今回は、描くことをこよなく愛する作家の感情を表現する「LUV」たちの展覧会だという意味合いがある。
本展では、自然風景にLUVが溶け込む「Landscape」、LUV自身にフォーカスを当てた「Portrait」、街に佇むLUVを描く「Cityscape」、そして作家自身の娘の絵を囲む花々の作品群「Blooms」の4つのテーマで描かれたキャンバス作品を中心に空間が構成され、作家にとって過去最大規模の個展となる。
さらに会場では、オランダを拠点にするアートプラットフォームAvant Arteを通して制作した大型ブロンズ作品「With his sidekick」と「This is LUV」の2点も初公開され、空間に存在感を添える。
また会期中にはエディション付小型立体作品や版画、作品に登場するフラワーベースをモチーフにした立体作品や関連グッズの販売なども行われる。
LYは東京都出身。幼少期からアートスクールで絵画を学び、自身の生活と近い距離に芸術や文化の存在があった。10代のときに出会ったストリートアートに惚れ込み、ペインターとして制作を開始。以来、東京を中心に国内各地、アメリカ、パリ、バンコク、マレーシアなどグローバルにミューラル制作を行っている。
キャッチーでありながら落ち着いたLYの作風は、初期は感情的な表現が綴られるコントラストの強い白黒ベースの構成が特徴的だったが、2013年に開催した個展「PARK'S GRAY」をきっかけに新たにグレーを取り入れ、さらにスタイルを昇華させた。モノクロ調の描き出す可能性を通し自身の世界観を拡げ、現在ではアートシーンのみならずカルチャーシーンでも注目を浴びている。
また、LYの作品には「LUV(ルーブ)」という人型の黒いキャラクターがしばしば登場するのも特徴のひとつ。モノクロ世界のなかで、スケートボードや花、ときに犬を抱えながら街や森を彷徨うLUVは、作家自身の内在する感情を代弁してくれる重要な存在だと作家は話している。
「This is LUV」をタイトルとし今回は、描くことをこよなく愛する作家の感情を表現する「LUV」たちの展覧会だという意味合いがある。
本展では、自然風景にLUVが溶け込む「Landscape」、LUV自身にフォーカスを当てた「Portrait」、街に佇むLUVを描く「Cityscape」、そして作家自身の娘の絵を囲む花々の作品群「Blooms」の4つのテーマで描かれたキャンバス作品を中心に空間が構成され、作家にとって過去最大規模の個展となる。
さらに会場では、オランダを拠点にするアートプラットフォームAvant Arteを通して制作した大型ブロンズ作品「With his sidekick」と「This is LUV」の2点も初公開され、空間に存在感を添える。
また会期中にはエディション付小型立体作品や版画、作品に登場するフラワーベースをモチーフにした立体作品や関連グッズの販売なども行われる。