EXHIBITIONS

日比谷OKUROJIフォトフェア2022

日比谷OKUROJI G-13, G-14, G-15, H03近辺
2022.10.07 - 10.10

会場風景

会場風景

Terri Weifenbach Between Maple & Chestnut, BMC 53 2006
©︎Terri Weifenbach Courtesy of Blitz Gallery

上野王香 non GMO #01 2022
©︎ Ouka Ueno Courtesy of BLOOM GALLERY

安瀬英雄 Stripe(50Hz) 2022/03/03 20:37:39 shinjuku-ku 2022
© Hideo Anze Courtesy of KANA KAWANISHI GALLERY

竹之内祐幸 「距離と深さ」より 2018 ※参考作品
©︎ Hiroyuki Takenouchi Courtesy of PGI

野村浩 Slash 2014
©︎ Hiroshi Nomura Courtesy of POETIC SCAPE

山沢栄子 What I am doing No.09 1980
©︎ YAMAZAWA Eiko Courtesy of The Third Gallery Aya

青山裕企 Schoolgirl Complex A to Z 312 2018
写真提供=青山裕企(出品=和田画廊)

 日比谷の高架下を会場に、写真に特化した新たなアートフェア「日比谷OKUROJIフォトフェア」が初開催される。

 本フェアは、2022年3月に「日比谷OKUROJIアートフェア」を新しくスタートさせた⽇⽐⾕OKUROJIアートフェア実⾏委員会が主催。⽇本の写真マーケットの未整備のために、貴重な写真プリントが欧⽶に流出し続けている現状を憂慮し、将来的に国内の写真マーケットが醸成することを願い、今回の「日比谷OKUROJIフォトフェア」を立ち上げた。本フェアでは、写真を専⾨的に扱うコマーシャルギャラリーと、写真集を専⾨的に刊⾏する出版社などが⾼架下に集まり、購買対象としての「はじめての写真」との出会いの場を創出する。

 第1回の出展ギャラリーは、Blitz Gallery、BLOOM GALLERY、KANA KAWANISHI GALLERY、PGI、POETIC SCAPE、The Third Gallery Aya、和⽥画廊。また8組の出版社、ふげん社、銀座 蔦屋書店、KANA KAWANISHI ART OFFICE、リブロアルテ、PURPLE/⾚々舎、⻘幻舎、Shelf、torch pressが参加する。

 会場となる⽇⽐⾕OKUROJIは、JR東⽇本とJR東海が通る鉄道⾼架橋の下を300メートルにわたる施設で、ベルリンの⾼架橋をモデルに建設された煉⽡のアーチが特徴のひとつ。東京の中心地である日比谷・銀座の「奥」にあること、また高架下通路の秘めたムードを「路地」という言葉に置き換えることで命名され、⾼架下通路の秘めた雰囲気を持つこの場所には、個性の光る良質なテナントがひっそりと集結している。

「日比谷OKUROJIフォトフェア」は、「通な⼤⼈たちが何かを探し求めたくなるようなワクワク感とともに、深いこだわりと100年の歴史が潜む、ひそかな⽳場感」をコピーに掲げ、⽇⽐⾕OKUROJIで掘り出されることを待つ写真プリントたちを見つける機会を提案する。

 各会場の⼊場料は無料とし、ギャラリーオーナー⾃⾝の⾔葉で説明を聞けるギャラリーツアーを、会期中毎⽇2回実施。さらに日比谷OKUROJIから徒歩圏内で、本フェアと同時期に東京駅を周辺にて開催中の屋外型国際写真祭「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2022」(~10月30日)と連携することで、写真の⾯⽩さを⽴体的に体感できるような取り組みを行う。

 来場にあたっての注意事項やギャラリーツアーのスケジュールなど詳細は、公式ウェブサイトをチェックしてほしい。