EXHIBITIONS
三枝愛「布置」
バンビナートギャラリーは、三枝愛(みえだ・あい)個展「布置」を開催している。
三枝は1991年埼玉県生まれ。2018年に東京藝術大学大学院美術研究科油画専攻修士課程を修了し、現在は埼玉と京都を拠点に制作。原木椎茸栽培を営む実家の庭の、様々なものを失い徐々に変化していく景色を「庭のほつれ」と名づけて制作活動の中心に据え、「ものを残すこと」の意味を問うなかでインスタレーション作品を中心に発表を重ねてきた。
一転、2021年の個展「尺寸の地」(Bambinart Gallery)では、「新しく作る=絵を描く」こととして、畑の土地を描いた「誰かの畑」シリーズ、インドシナ難民の共同墓地を描いた「墓予定地」のシリーズ、サイアノタイプ(日光写真)の「尺寸の地」シリーズを中心に展示した。
本展では、サイアノタイプに加え新たにアンソタイプという技法を用いた「尺寸の地」、平面作品で展開する「庭のほつれ」、油彩画の「土の声をきくこと」(2012、2014)と「木の墓を掘る」、展覧会タイトルでもある「布置」の各シリーズを発表する。
「2022年3月24日
今日は新しいことばと出会った。すごく久しぶりに満ち足りた気持ちになった。あなたのしていることはこれですか?と聞かれて、それはなんですか?と聞いた。名前のなかった行いに既に名があることを教わったような気持ち。この先違っていってもいい。ひとつの基準のような点が打たれたと捉えていよう。
未決のまま仮置きする
布置(星座のような) / constellation(三枝愛)」。
三枝は1991年埼玉県生まれ。2018年に東京藝術大学大学院美術研究科油画専攻修士課程を修了し、現在は埼玉と京都を拠点に制作。原木椎茸栽培を営む実家の庭の、様々なものを失い徐々に変化していく景色を「庭のほつれ」と名づけて制作活動の中心に据え、「ものを残すこと」の意味を問うなかでインスタレーション作品を中心に発表を重ねてきた。
一転、2021年の個展「尺寸の地」(Bambinart Gallery)では、「新しく作る=絵を描く」こととして、畑の土地を描いた「誰かの畑」シリーズ、インドシナ難民の共同墓地を描いた「墓予定地」のシリーズ、サイアノタイプ(日光写真)の「尺寸の地」シリーズを中心に展示した。
本展では、サイアノタイプに加え新たにアンソタイプという技法を用いた「尺寸の地」、平面作品で展開する「庭のほつれ」、油彩画の「土の声をきくこと」(2012、2014)と「木の墓を掘る」、展覧会タイトルでもある「布置」の各シリーズを発表する。
「2022年3月24日
今日は新しいことばと出会った。すごく久しぶりに満ち足りた気持ちになった。あなたのしていることはこれですか?と聞かれて、それはなんですか?と聞いた。名前のなかった行いに既に名があることを教わったような気持ち。この先違っていってもいい。ひとつの基準のような点が打たれたと捉えていよう。
未決のまま仮置きする
布置(星座のような) / constellation(三枝愛)」。




