EXHIBITIONS
『陶芸の美─至高の名陶を訪ねる』出版記念展
人間国宝から話題の気鋭作家まで、陶芸作家50名を一挙に紹介する小林真理著の書籍『陶芸の美─至高の名陶を訪ねる』の出版記念展が、銀座 蔦屋書店(店内インフォメーションカウンター前)で開催中。
銀座 蔦屋書店は、アートと日本文化をテーマとする書店として、陶芸や漆芸、金工など様々な伝統工芸を日本文化独自の美術品ととらえ、「アートのある暮らし」を提案してきた。
今回、8月14日に刊行された『陶芸の美─至高の名陶を訪ねる』(芸術新聞社)の出版を記念し、9月から11月までの約2ヶ月にわたって4テーマを設け、本書で紹介している陶芸家の作品を展示・販売する。
『陶芸の美─至高の名陶を訪ねる』は、人間国宝の巨匠から気鋭の若手作家50名の工房を訪ね、陶芸家のその人となり、陶芸への思いなどを紹介した書籍。全国には30ヶ所にもおよぶ代表的な陶磁器の産地があり、かつては六古窯(越前・瀬戸・常滑・信楽・丹波・備前、2017年に日本遺産に認定)を中心に産地で盛んに稼働していた。現在では産地ごとの陶芸の特徴や作家性もだいぶ薄れ、それぞれの土地で独自の創作活動を展開している陶芸家が多くなっている。
銀座 蔦屋書店での展示を4期に分けられるが、日本の陶芸の起源から現代までの流れについて、各テーマごとに並ぶ作品とともに深く知ることができる内容になるという。
1期「備前つなぐ技 — 藤原啓・雄・和 三世代」(9⽉17⽇〜30⽇)では、六古窯にも数えられる備前焼の窯元のなかでも三代続く藤原家を紹介。現当主の藤原和の作品をはじめ、人間国宝の祖父・啓、父・雄の作品もそれぞれ展示販売している。
2期「『用の美』を受け継ぐ — 益子焼 濱田窯と島岡製陶所」(10⽉1⽇〜14⽇)は「用の美」として知られる益子焼の濱田窯、島岡製陶所のふたつの窯を紹介。 有田焼を取り上げる3期「有田の愛する『白』 — 井上萬二・康徳・祐希」(10⽉15⽇〜28⽇)は、人間国宝の井上萬二、その後継者の康徳、祐希の三代にわたる白磁の表現にふれる。
そして4期「やきものの国日本のこれから — 高橋朋子・谷穹・十六世松林豊斎・竹下鹿丸」(10⽉29⽇〜11⽉11⽇)では、次世代の作家たちに焦点を当てる。
銀座 蔦屋書店は、アートと日本文化をテーマとする書店として、陶芸や漆芸、金工など様々な伝統工芸を日本文化独自の美術品ととらえ、「アートのある暮らし」を提案してきた。
今回、8月14日に刊行された『陶芸の美─至高の名陶を訪ねる』(芸術新聞社)の出版を記念し、9月から11月までの約2ヶ月にわたって4テーマを設け、本書で紹介している陶芸家の作品を展示・販売する。
『陶芸の美─至高の名陶を訪ねる』は、人間国宝の巨匠から気鋭の若手作家50名の工房を訪ね、陶芸家のその人となり、陶芸への思いなどを紹介した書籍。全国には30ヶ所にもおよぶ代表的な陶磁器の産地があり、かつては六古窯(越前・瀬戸・常滑・信楽・丹波・備前、2017年に日本遺産に認定)を中心に産地で盛んに稼働していた。現在では産地ごとの陶芸の特徴や作家性もだいぶ薄れ、それぞれの土地で独自の創作活動を展開している陶芸家が多くなっている。
銀座 蔦屋書店での展示を4期に分けられるが、日本の陶芸の起源から現代までの流れについて、各テーマごとに並ぶ作品とともに深く知ることができる内容になるという。
1期「備前つなぐ技 — 藤原啓・雄・和 三世代」(9⽉17⽇〜30⽇)では、六古窯にも数えられる備前焼の窯元のなかでも三代続く藤原家を紹介。現当主の藤原和の作品をはじめ、人間国宝の祖父・啓、父・雄の作品もそれぞれ展示販売している。
2期「『用の美』を受け継ぐ — 益子焼 濱田窯と島岡製陶所」(10⽉1⽇〜14⽇)は「用の美」として知られる益子焼の濱田窯、島岡製陶所のふたつの窯を紹介。 有田焼を取り上げる3期「有田の愛する『白』 — 井上萬二・康徳・祐希」(10⽉15⽇〜28⽇)は、人間国宝の井上萬二、その後継者の康徳、祐希の三代にわたる白磁の表現にふれる。
そして4期「やきものの国日本のこれから — 高橋朋子・谷穹・十六世松林豊斎・竹下鹿丸」(10⽉29⽇〜11⽉11⽇)では、次世代の作家たちに焦点を当てる。